そうだったのか!宇宙世紀2 『地球連邦政府の宇宙支配』

宇宙世紀と宇宙移民の不満人類が宇宙で生活を送るようになった宇宙世紀では、地球に住む人類との間で軋轢が生まれました。宇宙移民の不満はやがて、人類の3分の1を犠牲にする一年戦争へと発展します。

今回は、一年戦争がザビ家の野望によってのみで引き起こされたものではないという着眼点で、
ヤマガミ博士が戦争勃発のきっかけをわかりやすく解説します。

 

宇宙世紀と宇宙移民の不満

博士ヤマガミ博士
前回は地球連邦政府の発足から宇宙世紀の始まりまでを解説しました。

今回から数回に分けて、宇宙移民の開始からサイド3の独立戦争、
いわゆる「一年戦争」に至るまでのスペースノイドの
精神的土壌を解説しようと思います。

 

タケルタケル
おお~っ!ここ、知りたいとこっスよね~

 

 

ユイユイ
精神的土壌って?

 

 

 

博士ちょっと先のことになりますが、
ジオン・ダイクンによる自治権獲得からザビ家による独裁、
地球連邦政府への宣戦布告へと歴史は流れていきます。

はたしてこの歴史の流れは、ジオン・ダイクン、ギレン・ザビという
2人のカリスマが強引に舵を切ったものなのか?
という疑問が出てきませんか?

 

タケルタケル
なるほど!2人の英雄がスペースノイドを扇動したのではなく、
時代が2人の登場を望んだ!と…

 

 

 

博士ヤマガミ博士
ハハハ… そうです。
いかに強烈な個性を持った指導者が登場したとしても、
大衆の支持が得られなければ早々に内部崩壊してしまいます。

前回お話したように、人類は地球の環境破壊を食い止めるために、
増えすぎた人口を宇宙に移民させる事を決定しました。

地球連邦政府は地球に住む人々を、あるいは美しい地球を守るための
宇宙開拓者としておだて上げ、あるいは軍事力を背景に圧力をかけながら、
なかば強引に宇宙移民を進めていきます。

そして、宇宙世紀の開始から半世紀経つ頃には
全人類の80%が宇宙で生活するようになっていました。

 

タケルタケル
その地球に残った20%のエリート達によって
大多数のスペースノイドが支配されていく…

 

 

ユイユイ
さっきからタケルさんの言ってるスペースノイドって?

 

 
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タケル

タケル
地球に住む人達がアースノイド!宇宙に住む人達がスペースノイド!

 

 

 

 

博士ヤマガミ博士
ユイさん、良い質問ですね。
スペースノイドっていったいなんでしょう?
これは、地球から宇宙へ移民した人達全てを指すのではなく、
その子供の世代「宇宙で生まれた人達」のことを指すのが
適当だと思います。

 

タケルタケル
あっくそぅ・・・

 

 

 

博士ヤマガミ博士
先程お話したように、地球から宇宙へ移住した人々は、
いわゆる地球における社会的弱者が多かった訳です。

彼らはスペースコロニーに移住した後も、地球連邦政府によって
植民地的に支配されることに大きな違和感は感じていなかったんですね。

そして、地球に残った地球連邦政府の考え方も、
「スペースコロニーが人類発祥の地である地球に対して奉仕するのは当然」
という一種の選民思想のようなものになっていきました。

 

ユイユイ
なんか、連邦軍の人達って嫌な人達ですね。

 

 

 

博士ヤマガミ博士
そうですね。
宇宙移民開始から半世紀も経つと、宇宙で生活する人々の多くが
「宇宙で生まれた、地球を知らない世代」に変わっていきました。

そして彼らは
「なぜ自分たちは地球に住む一部の人々に支配されているのか?」
という疑問を持ち始めるわけです。

宇宙と地球という地理的にも隔たり、環境も異なる社会の間で、
世代交代とともに両者の精神的紐帯は薄れ、
いわゆる、スペースノイドとアースノイドとの間で、
意識の隔たりだけが拡大していくことになります。

次回は、宇宙移民者の意識が、
スペースノイドとしてどのように変わっていったかを解説したいと思います。

 

タケルタケル
だんだん面白くなってきた~!

 

 

ユイユイ
次も楽しみです^^

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