そうだったのか!宇宙世紀6 『地球連邦政府の報復2』

地球連邦政府の報復2地球連邦政府は宇宙を統括管理する部隊を所有していました。

連邦政府が縮小傾向にあった連邦軍を再度増強しなければならなかった事情を含め、軍拡路線へ進んだ地球連邦政府の流れには人々を巻き込む様々な情勢が渦を巻いていました。

この背景をヤマガミ博士がわかりやすく解説します!

 

地球連邦軍の軌跡

博士ヤマガミ博士
前回は、ジオン・ズム・ダイクンによるサイド3の自治独立に対する
抑制としての経済制裁が失敗したこと、それを受けて激化した
各コロニーのスペースノイド達の反地球連邦運動を牽制するために、
地球連邦政府が軍備増強を実施したところまでお話しました。

今回は、宇宙世紀に入ってからの
地球連邦軍を解説していきたいと思います。

 

ユイユイ
いよいよ連邦軍だぁ~
わくわく(^^)/

 

 

 

博士ヤマガミ博士
少しおさらいをすると、地球連邦政府はその発足と同時に
最大の目標である「人類宇宙移民計画」を実行に移しました。

しかし、当時の地球連邦政府の権力はまだまだ弱いものだったので
宇宙移民に反対する勢力も多く、それらを鎮圧するために
「地球連邦軍」が編成されたんでしたね。

 

タケルタケル
待てよ?
最初は良いですけど、地球全体が1つの国家としてまとまって、
その後「人類宇宙移民計画」も順調に進んでいた…

地球連邦政府の権力が盤石のものになってしまったら、
そもそも軍隊なんて必要ないですよね?

 

博士ヤマガミ博士
いい質問ですね!

そうなんです。国家間はもとより地域紛争さえ減少しつつある中で、
地球連邦軍はその存在意義を失っていきました。

U.C.0022 には「地球上からの紛争消滅宣言」がなされてしまうほどで、
U.C.0050 年代に宇宙軍が創設された以外、地球連邦軍の戦力は
縮小する一方でした。

 

タケルタケル
やっぱり!そうですよね博士!
やった~久々にきたぜ!!

 

 

ユイユイ
タケルさんスゴ~い!
やったね^^

 

 

 

博士ヤマガミ博士
はい、聞いてくださいね(笑)。

さてここからなんですが、
サイド3の独立宣言とコロニー社会の不穏な情勢を受けて、
地球連邦軍は軍拡路線へと転向します。

 

 

ユイユイ
あれ?
ねえ博士!軍拡って軍隊の数を増やすって事ですよね?
えっと、連邦軍の敵のムンゾ自治共和国に軍隊ってあったの?
ジオン・ズム・ダイクンは、平和的な人なんでしょ?

 

 

博士ヤマガミ博士
ユイさんもなかなか鋭いですね。
詳しいことは別の機会に解説しますが、これがあったんですよ。

そしてこの連邦軍の軍備増強計画は、
単純な地球連邦政府の示威行為だけではなかったんですね。
実はもう1つ、裏の目的があったんです。

 

タケルタケル
もう1つの目的?
圧力をかける以外に効果があるんですか?

 

 

 

博士ヤマガミ博士
実は連邦軍の力を誇示する示威効果以上に
非常に効果の高いとても高度な策略があったんですよ。

地球連邦軍の軍備拡張は、当然ムンゾ自治共和国の危機感を煽り、
軍備拡張を誘発します。

地球連邦軍はムンゾ自治共和国の軍拡を誘導することで、
経済基盤が地球連邦より弱いムンゾ自治共和国の経済破綻を狙っていたんですね。

 

ユイユイ
??? 博士ぇ~…

 

 

 

 

博士ヤマガミ博士
例えばユイさんが戦士だとして、
戦う相手が立派な剣や盾、鎧を身に着けていたら
ユイさんが勝つにはなにが必要でしょう?

 

 

ユイユイ
う~ん。相手が持ってるより大きい剣!

 

 

 

 

博士ヤマガミ博士
そうですよね。
それだけではなく相手の強い攻撃をはねのける盾や、
頑丈な鎧が必要になりますね?

相手よりも立派な武器を揃えておかないと
いざ勝負となったときに勝てる確立が低くなる。

つまり、立派な装備を揃えるためのお金がいることになります。

 

ユイユイ
あっわかった!
連邦軍に負けないように兵器を作らなきゃいけないから
その費用で破産させようとしたんだ!

 

 

 

博士ヤマガミ博士
ご名答!そのとおりです。

分かりやすく言うと、ムンゾ自治共和国にお金を沢山使わせて、
ジオン・ズム・ダイクン政権を転覆させ、自分達の扱いやすい政権が
生まれるのを待とうという作戦ですね。

 

タケルタケル
なるほど!
旧世紀に、ナチス・ドイツのヒトラー相手に英米が試みた
融和政策と同じですね!

そして、その経済的苦境がナチス・ドイツに開戦を決意させる
結果となったように、
ムンゾ自治共和国も…

 

 

博士ヤマガミ博士
よく歴史を勉強していますね、タケル君。
非常に似ていますね。

歴史は繰り返すと言いますが、非常に皮肉なことに
ムンゾ共和国独立にまつわる部分で類似した動乱を呼ぶことになります。

次回から、その辺の事を含めたムンゾ自治共和国の、
独立からの動きを解説してみたいと思います。

 

タケルタケル
ありがとうございました!
次回も楽しみです!

 

 

ユイユイ
ありがとうございました!
次も頑張ってついていくぞぉ!

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