そうだったのか!宇宙世紀10 『ムンゾ自治共和国の政変』

数々の政治的手腕を駆使してムンゾ自治共和国を独立に導いたカリスマ指導者であるジオン・ダイクン。しかし、これからのスペースノイドの発展を見ることなく、彼は倒れ息を引き取ります…。彼の死因について後世ではザビ家による暗殺という説が有力視されていますが、意外な説が存在する事実があったのです。

ヤマガミ博士がジオン・ダイクンの死について紐解きます!

 

ジオン・ズム・ダイクンの死

博士ヤマガミ博士
前回は国軍の増強にともなって、デギン・ソド・ザビを中心とする
武闘派がジオン・ズム・ダイクンを中心とする穏健派を上回る影響力を
持ち始めたというところまで説明しました。

 

 

ユイユイ
博士!なにが起こるんですか?!
もぉ~、気になって眠れませんでした!

 

 

タケルタケル
まあまあ、もうわかってることなんですけどね~
一応聞きましょうかw

 

 

 

博士ヤマガミ博士
… ではお話を始めますよ!
U.C.0068 ムンゾ自治共和国を独立へと導いたジオン・ズム・ダイクンが
議会での演説中に倒れ、そのまま帰らぬ人となります。

 

 

ユイユイ
え~っ!!そんな、、死んじゃったの??
なんでなんで… ショックです。。

 

 

タケルタケル
ユイ~、ここ基本的なところだぜ。。
ムンゾ国内の政治権力闘争で全権を掌握したい野望のある
ザビ家に暗殺されたのさ。

 

 

 

博士ヤマガミ博士
タケル君、端的な考察で史実として語ることはよくありませんよ。

確かにデギン・ソド・ザビ一派による暗殺説は根強く存在しますが、
それは風説の域を出ません。

一切証拠が出て来なかったというのもそうですが、
前回お話したようにジオン・ズム・ダイクンは、
死亡の前年からかなり苦しい立場に置かれていました。

彼はその巻き返しに苦悩し、精神的にも肉体的にも相当無理をしていたようです。
現在では、暗殺説よりも過労死説の方が有力ですね。

 

s10_1

 

タケルタケル
えっ!マジっすか!!…
でもシャアが…

 

 

 

博士ヤマガミ博士
シャア・アズナブルこと、キャスバル・レム・ダイクンについては
別の機会に詳しくお話したいと思いますが、
タケル君のために簡単にお話しましょうか。

ジオン・ズム・ダイクンの死後、
その息子であるキャスバル・レム・ダイクンは
妹アルテイシア・ソム・ダイクンと、ダイクン派の筆頭である
ジンバ・ラルとともに地球に亡命します。

3人は地球において協力者であるテアボロ・マスに匿われながら
暮らしてた訳ですが、その間キャスバル( 当時エドワウ・マス) は
ジンバ・ラルによって徹底的にジオン・ズム・ダイクンの後継者としての
教育を受けることになりました。

 

S10_2

 

その内容は、「ジオン・ズム・ダイクンの思想*」に始まり、
「あなたのお父様はザビ家に暗殺された」という内容まで含まれていました。

これは、ザビ家との政争に敗れたジンバ・ラルが復讐の為に吹き込んだというより、
彼自身本当にそう思い込んでいたのかもしれませんね。

キャスバルにとっては、
この事がその後の全ての不幸の始まりであったと言えなくもありませんが…
(*『新人類たちへ』/『コントリズム』/『独立宣言』/『ジオン・ズム・ダイクンの論文』参照)

 

タケルタケル
… シャアがザビ家に恨みを持つようになったのは、

ジンバ・ラルの影響だったのか。

 

 

 

博士ヤマガミ博士
「ムンゾ自治共和国」は民主共和制であり、
封建制を敷いていたわけではありません。

なので、キャスバル自身が
ジオン・ズム・ダイクンの後継者が息子である自分ではなく、
当時一番民衆の支持を得ていたデギン・ソド・ザビであったことを
恨むのは筋違いというもの、という考察ができますね。

 

タケルタケル
確かに…その通りですよね。
歴史って細かく見ていくと本当に凄いですね…。

 

 

 

博士ヤマガミ博士
歴史というものは時として断片的に仮定を
正式な史実として伝承していくことがあります。

このジオン・ダイクンの死についても
タケルくんが認識していた歴史とまったく同じように
正しい歴史として捉えている方が非常に多く存在しますからね。

 

ユイユイ
う~ん、じんば・らる??
きゃすばるはじんば・らるの息子なの?
途中からちょっと… ついていけません。

 

 

 

博士ヤマガミ博士
ユイさん、ごめんなさい。話がそれてしまいましたね。
今回は、「U.C.0068 ムンゾ自治共和国の最高指導者である
ジオン・ズム・ダイクンが亡くなった」ということだけ
頭に入れておいてください。

次回は、ジオン・ズム・ダイクン亡き後の出来事を、
わかりやすく解説していきますからね!

 

ユイユイ
ハイッ!頑張ってついていきます!(`・ω・´)ゞ

 

 

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